オープン当初は閑古鳥だった銀座の1号店、「救世主」きっかけに若者が次々と列…「路上でハンバーガー」普通の光景に
誰もが一度は、かぶりついたことがあるだろう。関東では「マック」、関西では「マクド」として愛されるマクドナルドのハンバーガー。米国から上陸したのは1971年7月だった。 「東京のど真ん中から日本の食文化を変える」。そんな願いを込め、1号店は東京の老舗百貨店・銀座三越の1階にオープンした。店長だった山迫毅さん(82)=当時29歳=は焦っていた。 思うように客足が伸びない。1時間誰も来ない日もあった。