『光る君へ』清少納言に筆をとらせた定子の魅力、『小右記』につづられた兄・伊周との「意外な逸話」とは?
『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』。NHK大河ドラマでは、初めて平安中期の貴族社会を舞台に選び、注目されている。第21回「旅立ち」では、藤原伊周(これちか)が不祥事によって太宰府への左遷が決まると、一条天皇の皇后(中宮)で、伊周の妹・定子は出家を決意。一条天皇は「もう二度と会えないのか」と悲嘆に暮れるが、定子はひそかに身ごもっており……。今回の見どころについて、『偉人名言迷言事典