フィリピンと中国、南シナ海の領有権争いで非難の応酬…米国「フィリピンが直面している嫌がらせは危険だ」
シンガポールで5月31日から各国の国防関係者らを集めて開いているアジア安全保障会議で、フィリピンと中国が南シナ海での領有権争いを巡って非難の応酬を繰り広げている。 フェルディナンド・マルコス比大統領は同日の基調講演で「不法で威圧的な行為が我が国の主権を侵し続けている」と中国を批判した。「比国民が故意に殺害されれば、戦争行為に近づく。レッドライン(越えてはならない一線)になる」として、相互防衛条約